こんにちは。大阪の社会人/大学生向け個別指導-SPI数学塾の吉田です。
新大阪駅から徒歩5分、大阪駅・梅田駅周辺等のカフェへの出張授業、オンライン授業も可能。
今回は富士通主要大学別採用状況(1989-2017合計/2024)の動画です。
↓データをダウンロードしていただけます。グーグルスライド
https://docs.google.com/presentation/d/1VQEVEPvso1Tx8KFGFigGD0nbHgGpYf-PQnjz9hU3Y1E/edit?usp=sharing
富士通は今、大きな変革期にあります。共有いただいた1989年からの累計採用データを見ると、かつては「数千人規模の大量採用」を行う伝統的な日本のIT巨人という印象が強いですが、2026年度採用からは「ジョブ型採用」への完全移行という、非常にドラスティックな変化を遂げています。
富士通の内定を目指す大学生に向けた、戦略的なアドバイスを職種別にまとめました。
1. 適性検査(Webテスト)の正体と対策
まず注意すべきは、富士通のWebテストは**「SPI」ではなく「玉手箱」**である可能性が極めて高い(2025-26卒実績)という点です。
- 形式: 計数(四則逆算・図表・表推測)、言語、英語、性格診断。
- 留意点: 玉手箱は「スピード勝負」です。特に計数の四則逆算は非常に短い時間で大量の計算をこなす必要があり、SPIの対策だけでは太刀打ちできません。
- 対策: 市販の玉手箱専用問題集で「1問数秒」で解く感覚を養ってください。ボーダーは職種によりますが、7〜8割を目指すのが安全圏です。
2. 「ジョブ型採用」への完全移行:ここが最大の留意点
2026年度から、職種を決めずに応募する「オープンコース」が廃止されました。
- 2つのコース:
- 職種別コース: SE、営業、コンサルなど、特定の職種を確約して応募。
- JOBマッチングコース: 特定の「部署」と「職種」まで指定して応募(より高い専門性が求められる)。
- 初任給の変化: 一律の初任給が廃止され、能力や役割に応じて決定されます。高度なスキルを持つ学生には、月額40万円を超える提示が出る可能性もあります。
3. 職種別の留意点と面接対策
【SE職(ソリューションエンジニア)】
富士通のSEは、単なる開発者ではなく「お客様の課題を技術で解決する軍師」です。
- 面接の鍵: 「なぜITか」だけでなく、**「富士通のどの技術(AI、クラウド、量子計算など)を使って、どの業界に貢献したいか」**を具体的に語る必要があります。
- 技術理解: 富士通のグローバルブランド**「Fujitsu Uvance」**(社会課題解決型ビジネス)への理解は必須です。
【営業職(ビジネスプロデューサー)】
「モノを売る」のではなく「価値を共創する」プロデューサーとしての役割が求められます。
- 面接の鍵: 周囲を巻き込む力(リーダーシップ)のエピソードを重視します。
- 留意点: SEとの役割の違いを明確に理解しているか問われます。
【コンサルティング職】
近年、富士通が最も力を入れている(2025年度は1,000人規模の採用を計画)職種です。
- 面接の鍵: 論理的思考力と、「デジタルを使って社会をどう変えたいか」という高い志(パーパス)が問われます。
4. 面接で必ず聞かれる「パーパス」と「キャリアビジョン」
富士通の面接は、学生の「パーパス(志)」と企業の方向性が一致しているかを深く探ってきます。
- 「10年後のキャリアビジョンは?」 ジョブ型採用のため、入社後のキャリアパスを具体的にイメージできているかが非常に重要です。
- 「なぜ富士通なのか?」 NTTデータや外資系コンサルとの違いを言語化してください。「単なるシステム提供ではなく、社会全体のサステナビリティ(持続可能性)を追求している点」に触れると評価が高いです。
まとめ:講師からのアドバイス
「富士通は今、従来の『ITゼネコン』から『テクノロジーコンサルティング企業』へと脱皮しようとしています。1989年からの累計データにあるような『大学名による大量採用』の時代は終わり、**『あなたは何ができるのか、何がしたいのか』**という個人の専門性が問われる時代になりました。
玉手箱という最初の門を最速で突破し、残りの時間を『ジョブ(職務)』への深い理解と、自分自身のパーパスの言語化に費やしてください。この変化は、高い専門性を持つ学生にとっては、大きなチャンス(高年収・希望配属)に繋がっています。」


コメント